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あなたの理想のセカンドキャリア実現の足かせになりがちなこと
こんにちは。
『人生100年時代の生きがい創りプランナー』のhideです。
先日、私が主催していた、とあるワークショップで出会った
ある女性とのやりとりで気付かされたことがありました。
今回のお話は、その時に私が得た学びに関するものです。
その方は、学生時代にフィギュアスケートをやっていて、
かなりの実力を持っていました。
その当時、相当の活躍をしていたようで、
恐らくは、人生全般においても最高の時期の
一つだったのだと思います。
とても素晴らしいことだと思うのですが、一方で、
それが現在のその人の足かせになることもある
ということを学んだわけです。
いったい何がそうさせたのか？
実は、そこには、私達が理想のセカンドキャリアを
実現する上でハマりやすい一つの落とし穴があるのです。
あの頃をもう一度…という願いに潜む罠
実際、その女性は、私と会った時、
非常に落ち込んでいる状態だと言っていました。
そこで色々とやり取りをしていくうちに、
だんだんとわかってきたことがありました。
それは何かというと、
この人は常にかつての良き時代を生きていた
自分を基準にして生きている
ということだったのです。
その一つが冒頭のフィギュアスケートの時代の
くだりだったわけですが、人間誰しもが、
その時から歳を重ねていきます。
昔と同じことはできないけど、
その時に感じていた人生の輝きをもう一度味わいたい…
そういう思いで、これまでの人生で
色々な努力や経験もしてきたわけです。
誤解のないように断っておくと、
決して、それがよくないと言っているわけでは
ありません。
ですが、時には、その思いが落とし穴に
なってしまうこともあるわけです。
過去の経験を活かすことと、過去のイメージを追いかけることの違い
ここで私がお伝えしているサラリーマン複業という生き方を
実現する上でも、確かに自分の経験を活かすことについて、
お伝えしてはいます。
ですが、それは過去の栄光を取り戻す懐古主義とは
全く違うものです。
そこを一つの基準というか指標にしてしまうと、
どうしても、今の自分が見劣りしているように
見えてしまいがちです。
そうした思いに囚われてしまうと、どこまでいっても、
自分はこんなもんじゃない…
まだできるはずだ…
という思いで空回りし、そうなれない自分自身に
失望してしまうのです。
今回、お話にあげた女性が陥っていた落とし穴というのが、
まさにこのことでした。
昔は昔、今は今。
あなたが生きている現実は全く違います。
過去の自分にすがりつくのではなく、
その過去を、今とこれからの自分自身に
いかに活かせるのか？
あなたにとっての理想のセカンドキャリアの姿もまた、
その先に見えてくるものです。
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