あなたの人生経験を「資産」に変えるためのヒント
こんにちは。
『人生100年時代の生きがい創りプランナー 』のhideです。
前回、「資産」というテーマで書きました。
そこでは、「資産」というのは、それを活かすことで
私達に何らかの価値をもたらしてくれるものだ
ということをお伝えしました。
そして、「資産」というのは、お金や不動産などの財産だけでなく、
時間や健康、人間関係などもその一つであること、
そして、その中でも、自分の人生経験から得たものから得た
教訓こそが、目減りすることのない資産であるということも
お伝えしてきました。
今回は、それを踏まえて、
自分の人生経験を資産に変えるためのポイントについて、
お伝えしてみたいと思います。
『人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。』
これは、かのチャールズ・チャップリンの残した言葉ですが、
まさしく名言かなと思います。
人には、誰しも辛い思い出や苦労の時代を乗り越えて来た経験が、
一つや二つはあるはずです。
その時には、到底、受け入れられなかったことでも、
時が流れて振り返ると、自分の人生において不可欠な
エピソードの一つになっているはずです。
私の場合で一つ挙げれば、サラリーマンのキャリアの中で
望む就職を果たせず、30歳までに二度のリストラを経験しています。
かつては、よく考えたのですが、もう一度、
人生やり直せたとしても、違う人生にはならなかっただろうな…
と思います。
それは、一見良からぬように見えるこの経験こそが、
今の自分の資産となり、この人生を生き抜くための
武器にもなっているからです。
さて、これを読んでいるあなたにとって、
人生とは悲劇でしょうか？
それとも、喜劇でしょうか？
何を経験してきたか？ではなく、その経験から何を糧としてきたか？
結論を言うと、自分の人生経験を資産に変えられるかどうかのカギは、
この一点につきると思います。
失敗や挫折などの苦い経験や痛みを伴う記憶という悲劇も、
そこから新しい人生を生きるための糧を見出すことが出来れば、
それは喜劇に変わります。
そして、それが出来た瞬間に、あなた自身が気付こうが気付くまいが、
もう、これまでよりも豊かな新しい人生を
生き始めることが出来ています。
実は、「第二の人生」という言葉の本当の意味は、
このことを言います。
違う言い方をすると、
あなたにとっての「第二の人生」が始まった時には、
すでに自分だけの資産が手の中にある可能性があるのです。
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