win-winの関係が作れる人、作れない人
こんにちは。
『人生100年時代の生きがい創りプランナー』のhideです。
「これまでの人生で、何の実績もない自分が、
人にものを売るという想像が出来ない…」
「自分が他人様からお金をいただくなんて…」
これは、起業・副業を考えているサラリーマン共通の悩みとして、
鉄板の一つと言っていいものです。
実際に、こういう話がホントに多いんです…汗
だから、素晴らしい活動をしていても、
タダ同然で価値提供してジリ貧になる。
そんな人を、私自身も歯がゆい思いで見てきました。
ですが、ハッキリ言ってしまうと、
それは誰の助けにもならないんですね…
なぜなら、lose-winの関係になってしまっているからです。
lose-winというのは、
自分が損することで誰かにメリットを与える関係
です。
なぜ、これが誰の助けにもならないかというと、
自分自身が、それをいつまでも続けられないからです。
そういう人がやっているのは、自分の血を流し、
身をすり減らし続けることです。
その結末がどうなるかは、火を見るよりも明らかですよね？
実は、これをやっている人に共通する特徴があります。
それは、「人からの感謝を素直に受け取れない」
ということ。
実は、他ならぬ私自身が、まさしく、こういう人間でした。
謙遜の皮を被った卑屈さ
それに気付かされたのは、今から5年前に受けた、
とある自己啓発のワークを通じてのことです。
そこで、5人くらいのグループを組んで、順番に、
1人に向けて他の4人が、1分間感謝の気持ちを
伝え続けるということをやったのです。
その時、自分が感謝の気持ちを伝えることは
難しくなかったのですが、
いざ、自分が伝えられる晩になった時に体験したのは、
1分間の地獄でした…
そんな感謝をしてもらえるようなことはやっていない…
そんなふうに言ってもらうのは申し訳ない…
そんな気持ちでいたたまれなくなり、
逃げ出したくなったのです。
そこで何よりもショックだったのは、
そういう自分の姿を実感させられたことです。
「自分は、他人からの感謝を受け取ることが出来ていないんだ…」
そこにあったのは、謙遜の皮を被った卑屈さでした。
当時の私は、すでにサラリーマン複業をやっている立場でしたが、
お金をいただくというセールスや営業に対して、
どこか後ろめたい思いを抱えていました。
それが1つの壁になっていると感じていたのです。
この出来事を通じて、その問題を引き起こしている原因こそが、
まさしく、「感謝を受け取れていない自分自身」にあることに
気付いたのでした。
どんな気持ちで「お返し」をするかが重要
例えば、誰かに何かをしてもらった時、
何かしらのお返しをしたいと思う気持ちが
ありますよね？
この時に、
・心からの感謝でお返しする人
・何かお返しをしなければ申し訳ないという気持ちでお返しする人
の2通りのタイプがあります。
前者は、win-winの関係が作れる人、
後者は、lose-winの関係になってしまう人です。
この違いが、わかるでしょうか？
後者の人は、物は受け取っても、
相手の好意の気持ちを受け取れていないのです。
こういう人は、たとえ相手がお金を払いたいと言っても、
これと同じことをやってしまいます。
これは、額面の問題ではありません。
たとえ、それが1000円でも2000円でも同じです。
かつての私も、まさにこれでした。
このことは、人の生き方の話としては何も言うつもりはありませんが、
こと起業や副業となれば、話は変わってきます。
たとえサラリーマン複業といえど、ビジネスの関係は、
win-winの関係作りを目指すものです。
私なりの表現で言えば、誰かに喜ばれる価値を提供することで、
相手からの感謝の気持ちを対価として受け取ること。
だからこそ、自分自身に他人からの感謝を受け取れる
素直さがあることが、とても大事になってくるのです。
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